夢乃欠片 現乃一片

 
■裏舞台
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イマルークのいま・むかし。3

シャイナ=フィン=シャイアル

月の娘《イアル》

 月の娘《イアル》として民に暖かい笑顔を向けてきた。普通、その出生があかされることのない娘ではあるが、フュンラン王家の第2皇女であるという事実は隠せなかった。

属性 魔術位
攻撃力 12 防御力 27
素早さ 44 賢さ 76

RPGならば、まったく使い物にならない世間知らずのお嬢様です。そこそこ賢いのですが……。権威の象徴としてこれほどの適任者はいないので、ドラゴンに攫われたお姫様あたりで落ち着いておきますか。


いして思い入れの無い分、あんまり変わってないみたいです。

 うーん、設定に関してもただこれだけ。

「純粋温室培養」

いくらなんでもそれだけかい。
まぁ彼女の場合……語るべき事はこれからどんどんと出てくるのでしょうな。キーキャラなのはまぎれもない事実ですし……。
真面目な奴ほど、思いこむととんでもない事をしでかします。お嬢様で怖いのはそこらへんでしょうね。

【娘】たちの中では大変人気のある人だった模様です。そりゃ一人は老人、一人は無愛想ではね……。老人とは言っても、ダライア様には抑えきれない気品があるのですが……。

まぁ、シャイナが清純派女優で売り、エノリアはどっちかというとお色気路線で売り、ナキシスはマニアック路線で売るという感じ。所詮娘達ってあの世界におけるアイドルみたいなもんですからね。絵姿とか売ってるんでしょうね。んで、シャイナがガンガン売れるんですよ。でもナキシスのファンは濃いのが多くて、ナキシスを「教祖」って仰いじゃったりしてるんだろうなぁ。ああいやだいやだ。

ダライア様はまぁ……良く言って吉永小百合みたいかなぁ。もうちょっと年をとってるけど。昔は本当、不思議な魅力で当時の娘達の中ではナンバー1な人ですから。

ああ、娘達とか書いてるとモー○。を思い出すわ。



ゼアルーク
=シスタ=シャイマルーク

シャイマルーク国王

 イマルークの末裔で、シャイマルークの国王。温和で優しいと言う民の評判とは裏腹に、自分の王座や国の安寧を揺るがすものには容赦ない。エノリアに暗殺令を出しているのもそういう理由からである。

属性 魔術位
攻撃力 93 防御力

82

素早さ 64 賢さ

81


RPGならばまぁ、そこそこ攻撃面で使えるキャラクターであろう。派手な攻撃力はないものの、その容姿で1部のファンを捉えるはずだ。


この人も1度モデルチェンジ済み。

右のイラストはまだ「温和」と書かれていた時代のもの。そのあとで今の設定に落ちついた。

「予言に頼りっぱなしだった父を見続けてきたため、魔術師は信用していない。そしてそんな父をほぼ無理矢理に退位させた」

もっと過激なキャラクターだった模様です。婚約者も昔は「フュンラン国のイトゥラ姫」となっております。そんな設定どこいった。

彼に関しては、悪役に徹しきれてない部分がありますね。

シャイマルーク国では1番人気でしょうなぁ。ひそかにセイにもファンがついてそうですけど。娘といい王といい、シャイマルークはアイドル天国(なんつー単語)みたいです。
セアラが表立っていれば、唯一の対抗馬か。



エルドラ

謎の少年

 突如、ゼアルークの前に現れ「二つ目の太陽が破壊神を呼ぶ」という予言を残して行った少年。その正体はセアラしか知らないらしい。

属性 魔術位
攻撃力 防御力
素早さ 賢さ

敵か味方かさえもはっきりしないあやふやな謎キャラですな。しかしその力が不明なのは、セアラに匹敵する能力であるという可能性も……。

全ての鍵を握るキャラクター

 設定にある事全部がネタばれという最大謎キャラクター。昔はもっと気楽な位置にいて、こんな罪もかぶっていなかったのになぁとしみじみとしてしまう。

なぞめいた少年を出したいという気軽な思いから産まれたのだが、現在では最も重いキャラクターになってしまった。

彼の出番は少なすぎるが、これから徐々に。まぁ、なんていうかな。「そんな伏線なかったやろ!」というパターンにならないように気をつけたい……。